Meshによる構造メッシュ表示。要素表示(左)と拡大したノード表示(右)
機能
2次元構造パーツ作成および形状適合三角形メッシュの作成
解説
Mesh 7.0 は、ユーザの指定する任意の幾何学的形状に対して適合三角形メッシュを創成します。
“適合”という用語は、領域がそれぞれの形をした三角形の集まりに分割 され、それらが材料境界(たとえ傾斜や曲面状の表面でも)の形を接近してなぞることを意味します。この方法により短い演算時間で高い精度の解を与えられま す。
Mesh はまた、重要な領域に対してさらに精度を上げるため、サイズが可変の要素分割もサポートしています。テキストによるスクリプト(簡易言語)でメッシュの性質や領域の幾何学形状を設定します。
スクリプトによって容易に、プログラムの実行条件を文書化したり、解のライブラリを構築したり、他のユーザと情報の交換をしたりできます。
Mesh は幾何学形状を視覚的に定義する強力な描画エディタを備えています。またTurboCAD, AutoCAD その他の製図プログラムから、DXF書式の図面をインポートすることも可能です。
Mesh の操作はインタラクティブ(対話的)にも、コマンド・プロンプトでバッチファイルによってでもできます。インタラクティブモードでは、メッシュの詳細な点 検を行ったり、個々の要素の特性や頂点を変更したりできます。
特徴
- 詳細な取扱説明書とオンラインヘルプ。
- 先進的な特徴を持った描画エディタ (スナップモード, 切取り, コピー, …)
- 高い信頼性をもたらすエラー自動訂正機能。
- ウィンドウズのレジストリを改変しない、容易なインストール
- すべてのウィンドウズ印刷装置(カラープリンタを含む)をサポートした、出版品質のハードコピー。
- 様々な実用的な応用例のライブラリ。
- すべての TriComp ソルバープログラムとの互換性。
- テキスト形式てフォーマットされた出力ファイルによる、市販アプリケーションや自作の有限要素プログラムへの容易な情報の受け渡し
さらにMeshについて学ぶには
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