設定項目のMAXCYCLEというのは計算の反復数の上限値です。
ソフトウェアは一連の連立方程式を解き、その結果をもとに再度連立方程式を解き…というように計算を繰り返していきます。この繰り返し(反復数)の最大値のことです。
繰り返しがこの数に達すると計算は打ち切られます。
計算結果は相対残差(relative residual)が概ね1.0×10^-7程度より小さければ正確と言えます。(10^-6以上の場合は不正確な可能性が高いので結果を使うべきではありません。)
相対残差はログファイル(.*LSファイル)に記録されております。
相対残差が指定した値(ResTargetの値)より小さくなった場合も(回数がMAXCYCLEに達してなくても)計算が打ち切られます。
MAXCYCLEをどれくらいに設定したらよいかはメッシュの切り方や境界条件の設定の仕方、そのほかの条件により変わってきますので、一概には言えません。
まずは10000くらいにして、解の収束性が悪い場合はもっと大きくして残差の様子を見て、収束しないようならメッシュの切り方や境界条件を見直してみるなどしてください。